痛くなる前に受診しよう
近年歯の健康を守るためには予防が大切であるという考え方が浸透しつつありますが、それでも定期検診や予防歯科を利用されている方は多くありません。福岡・糸島の歯医者「おぎの歯科医院」では、患者様の歯の健康を守るために予防歯科に力を入れています。「歯が痛くなったら歯医者に行こう」と思わず、痛くなる前にお越しください。
予防の重要性
以下のグラフは、日本人の年代別平均残存歯数を表したものです。定期的にメインテナンスを受けている人は80歳の時点での残存歯数が約16本であるのに対し、受けていなかった方は約7本。なんと2倍以上の差が出ています。定期検診を受けているか否かで、歯の寿命はこんなにも変わってくるのです。
生涯にわたり歯の健康を保つには、歯科医院での定期的なメインテナンスが重要です。定期的に歯科医院に行って、むし歯や歯周病の有無をチェックしてもらうとともに、歯のクリーニングを受けて健やかな口腔内環境を保ちましょう。
むし歯にならないために
歯の予防ケアの基本は、ご自宅で患者様自身が取り組む「セルフケア」と、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が行う「プロケア」です。2つを継続して行っていくことで、お口の健康を守ることができます。まずはご自宅での正しいケア方法を知るために、歯科医院の予防歯科でブラッシング指導や生活習慣指導を受けてみましょう。
セルフケア | |
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・ブラッシング プラークが残らないように、歯1本1本を丁寧にブラッシング ・フッ素配合の歯磨き剤の使用 歯質を強化しむし歯予防効果のあるフッ素が配合された歯磨き剤を使用 ・デンタルフロス 歯と歯の隙間の磨きにくい箇所はデンタルフロスを使用 ・生活習慣の見直し 糖分の少ない食事を心がける、食後はすぐにブラッシングをする、禁煙するなど生活習慣を見直す |
おぎの歯科医院の予防歯科
自宅で行うセルフケアと、歯科医院で行うプロケアを継続することで、歯の残存率は飛躍的に向上し生涯健やかな口腔内環境を保つことができます。
当院では、患者様ご自身で行うセルフケアをサポートするとともに、専門的な歯のクリーニングや予防処置でより衛生的な口腔内環境を保つお手伝いをしています。また、病気の早期発見・早期治療に努め、できる限り患者様の歯にダメージを与えないようにしています。定期検診の目安は、個人差がありますが6ヶ月に1度程度です。「最近歯医者に行っていないな」という方は、一度定期検診にお越しください。
担当歯科衛生士制
当院は担当歯科衛生士制を採用しており、一度担当させていただいた患者様は、同じ歯科衛生士が継続してサポートさせていただきます。患者様ごとに歯の状態を記録し、専門的なクリーニングを実施。必要に応じてブラッシング指導なども行います。毎回同じ歯科衛生士が口腔内をチェックすることで、微細な変化も見逃しません。
リコールはがき
当院で治療を終えた患者様には、定期検診をお知らせするリコールはがきをお送りしています。リコールはがきが届いたら、忘れずに定期検診にお越しください。
予防歯科メニュー
定期検診
歯科医師がお口の状態をチェックしてむし歯や歯周病の有無や、歯や歯ぐきの健康状態をチェックします。
プラークの染め出し
染め出し液を使って、プラークが残っている箇所をチェックします。ブラッシングが行き届きにくい部分を確認でき、ブラッシング方法を見直すことができます。
カリエスリスク診断
食事回数や食習慣、セルフケアなどに関するアンケートと、むし歯になる条件やむし歯を防ぐ抵抗力などを診断する唾液検査を行い、むし歯にかかる危険度(カリエスリスク)を調べます。
ブラッシング指導
歯科衛生士が患者様のお口の状態に合ったブラッシング方法を指導します。また、歯ブラシやデンタルフロスの選び方もお伝えします。
フッ素塗布
フッ素には歯の再石灰化を促し、歯を強くする効果があります。フッ素を歯の表面に塗布することで、むし歯予防が期待できます。効果を持続させるために、乳歯の生えはじめの頃から定期的に行うようにしましょう。
PMTC
PMTCとは「プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング」の略。専用の器具を使用して、歯と歯の隙間や歯と歯ぐきの隙間に付いている汚れを徹底的に取り除きます。
噛み合わせチェック
上下の歯でしっかり噛むことができているかチェックします。問題がある場合には、矯正治療など噛み合わせが悪くなる原因に応じて対処します。
生活習慣指導
食事・ブラッシングのタイミング、間食の回数、就寝時間といった患者様の生活習慣も、お口の健康状態に大きく左右します。患者様の生活習慣を伺い、必要に応じて改善指導を行います。
ジェットクリーニング
ジェット機械で水とパウダーを、圧をかけながら歯に吹き付け、表面に付いた頑固な着色を除去します。ジェットクリーニングにより歯の表面はツルツルになり、プラークや色素の再沈着を防ぐことができます。